「ディジタル技術検定」とは

ディジタルの包括的な知識が時代に左右されない強固な技術力の基盤となる。ものづくりのDNAを受け継ぐ技術系実力派が選ぶディジタル技術検定とは

ディジタル技術の概要

情報化社会において、その核となるコンピュータは、日常の中でもさまざまな形・規模で使用されています。

その応用分野としては、まず第一に情報の処理があげられ、大量の情報を速く処理する能力は、現在の社会では欠かせないものです。一方、制御を目的とした応用も広く行われ、無人化された工場の制御システムから家庭電化製品の制御まで、多くの例が見られます。これらの中で使われている技術の一部は、ディジタル技術としてまとめることができます。

コンピュータに関連した検定試験としては、従来から主に情報の処理に関するものが行われていますが、本検定では、情報処理から制御まで「ディジタル技術」を中心としてまとめました。それだけに、試験内容は広範囲にわたりますが、2級からはそれぞれの得意な分野に挑戦できるように〈情報部門〉〈制御部門〉に分けて実施しています。

歴史

昭和47年に始まったラジオ・音響技能検定(平成27年にて休止)は、累計で30万人もの合格者がメーカーを中心に活躍されています。そこから平成元年にコンピュータ系の技術を独立させたものが「ディジタル技術検定」です。長い歴史を有する技術系検定のため、メーカーや工業系学校における知名度・信頼性が高い検定といえます。

レベルと社会的評価

本試験は4級から1級までの4つのレベルに分けられており、学生から第一線で活躍中の高度技術者まで、広い範囲の人を受験対象としています。さらに1・2級では情報部門と制御部門を分割し、それぞれの高度な専門知識を評価できるように配慮されています。段階を追って受験級を高めていくことで、包括的なディジタル技術の知識が自然と養われ、軸足のしっかりした堅固な知識を有することが期待できます。

受験者・合格率情報(第63回試験までの累計)

1級〈情報〉
累計受験者
1,556
累計合格者
316
累計合格率
20%
第63回試験結果
受験者
43
合格者
11
合格率
26%
試験の程度 情報処理理論、情報通信理論及びプログラミング方法論をよく理解し、情報処理システムの構成法、試験、運用法及びプログラム開発をよく修得しているとともに、実務の指導ができる。もっと詳しく▶
1級〈制御〉
累計受験者
1,345
累計合格者
224
累計合格率
17%
第63回試験結果
受験者
58
合格者
20
合格率
35%
試験の程度 論理設計理論、自動制御理論、情報処理理論及び情報通信理論をよく理解し、制御システムの動作、設計、試験及び運用法をよく修得しているとともに、実務の指導ができる。もっと詳しく▶
2級〈情報〉
累計受験者
20,130
累計合格者
12,797
累計合格率
64%
第63回試験結果
受験者
245
合格者
119
合格率
49%
試験の程度 やや高級な情報処理理論及び情報通信理論を理解し、各種情報処理装置の動作原理及び利用技術を知り、設計、運用、応用などの実務ができる。もっと詳しく▶
2級〈制御〉
累計受験者
24,532
累計合格者
12,227
累計合格率
50%
第63回試験結果
受験者
265
合格者
128
合格率
48%
試験の程度 やや高級な論理設計理論及び自動制御理論を理解し、計算機、計算機応用装置の動作原理及び利用技術を知り、設計、試験、運用などの実務ができる。もっと詳しく▶
3級
累計受験者
82,201
累計合格者
46,078
累計合格率
56%
第63回試験結果
受験者
350
合格者
306
合格率
87%
試験の程度 基礎的な論理設計及び情報処理の知識を持ち、情報処理装置及び制御装置の基本原理並びに簡単な応用技術の原理を理解し、これを利用することができる。もっと詳しく▶
4級
累計受験者
62,580
累計合格者
51,234
累計合格率
82%
第63回試験結果
受験者
73
合格者
67
合格率
92%
試験の程度 初歩的なディジタル技術及び情報処理の知識を持ち、簡単な計算機応用機器及び制御用機器の動作を理解し、これを操作することができる。もっと詳しく▶